第5巻841番歌はこちらにまとめました。
第5巻 841番歌
巻 | 第5巻 |
歌番号 | 841番歌 |
作者 | 作者不詳(高丘) |
題詞 | (梅花歌卅二首[并序] / 天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也 于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 加以 曙嶺移雲 松掛羅而傾盖 夕岫結霧鳥封q而迷林 庭舞新蝶 空歸故鴈 於是盖天坐地 <促>膝飛觴 忘言一室之裏 開衿煙霞之外 淡然自放 快然自足 若非翰苑何以r情 詩紀落梅之篇古今夫何異矣 宜賦園梅聊成短詠) |
原文 | 于遇比須能 於登企久奈倍尓 烏梅能波奈 和企弊能曽能尓 佐伎弖知流美由[對馬目高氏老] |
訓読 | 鴬の音聞くなへに梅の花我家の園に咲きて散る見ゆ[對馬目高氏老] |
かな | うぐひすの おときくなへに うめのはな わぎへのそのに さきてちるみゆ |
英語(ローマ字) | UGUHISUNO OTOKIKUNAHENI UMENOHANA WAGIHENOSONONI SAKITECHIRUMIYU |
訳 | ウグイスの鳴く声がしているが、同時に、梅の花がこのわれらが園に咲いて散ってゆくのが見える。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 梅花宴、作者:高丘、高田、高橋、高向、高屋、高安、高、高麗、老、太宰府、福岡、天平2年1月13日、年紀、宴席、地名、植物、動物 |