万葉集 第5巻 833番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第5巻 833番歌

第5巻
歌番号833番歌
作者作者不詳(大野)
題詞(梅花歌卅二首[并序] / 天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也 于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 加以 曙嶺移雲 松掛羅而傾盖 夕岫結霧鳥封q而迷林 庭舞新蝶 空歸故鴈 於是盖天坐地 <促>膝飛觴 忘言一室之裏 開衿煙霞之外 淡然自放 快然自足 若非翰苑何以r情 詩紀落梅之篇古今夫何異矣 宜賦園梅聊成短詠)
原文得志能波尓 波流能伎多良婆 可久斯己曽 烏梅乎加射之弖 多<努>志久能麻米[大令史野氏宿奈麻呂]
訓読年のはに春の来らばかくしこそ梅をかざして楽しく飲まめ[大令史野氏宿奈麻呂]
かなとしのはに はるのきたらば かくしこそ うめをかざして たのしくのまめ
英語(ローマ字)TOSHINOHANI HARUNOKITARABA KAKUSHIKOSO UMEWOKAZASHITE TANOSHIKUNOMAME
春が来たのですからこうして梅をかざして楽しく大いに飲もうではありませんか。
左注
校異弩 努 [類][紀][細]
用語梅花宴、作者:大野、小野、三野、宿奈麻呂、太宰府、福岡、天平2年1月13日、年紀、宴席、地名、植物
第5巻
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