万葉集 第5巻 826番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第5巻 826番歌

第5巻
歌番号826番歌
作者史大原
題詞(梅花歌卅二首[并序] / 天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也 于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 加以 曙嶺移雲 松掛羅而傾盖 夕岫結霧鳥封q而迷林 庭舞新蝶 空歸故鴈 於是盖天坐地 <促>膝飛觴 忘言一室之裏 開衿煙霞之外 淡然自放 快然自足 若非翰苑何以r情 詩紀落梅之篇古今夫何異矣 宜賦園梅聊成短詠)
原文有知奈i久 波流能也奈宜等 和我夜度能 烏梅能波奈等遠 伊可尓可和可武[大典史氏大原]
訓読うち靡く春の柳と我がやどの梅の花とをいかにか分かむ[大典史氏大原]
かなうちなびく はるのやなぎと わがやどの うめのはなとを いかにかわかむ
英語(ローマ字)UCHINABIKU HARUNOYANAGITO WAGAYADONO UMENOHANATOWO IKANIKAWAKAMU
枝垂れかかる春の青柳とわれらが園の梅の花とは風情があって、甲乙つけがたい。
左注
校異
用語梅花宴、作者:史大原、史部、太宰府、福岡、天平2年1月13日、年紀、宴席、地名、植物