第5巻824番歌はこちらにまとめました。
第5巻 824番歌
巻 | 第5巻 |
歌番号 | 824番歌 |
作者 | 作者不詳(安倍) |
題詞 | (梅花歌卅二首[并序] / 天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也 于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 加以 曙嶺移雲 松掛羅而傾盖 夕岫結霧鳥封q而迷林 庭舞新蝶 空歸故鴈 於是盖天坐地 <促>膝飛觴 忘言一室之裏 開衿煙霞之外 淡然自放 快然自足 若非翰苑何以r情 詩紀落梅之篇古今夫何異矣 宜賦園梅聊成短詠) |
原文 | 烏梅乃波奈 知良麻久怨之美 和我曽乃々 多氣乃波也之尓 <于>具比須奈久母[小監阿氏奥嶋] |
訓読 | 梅の花散らまく惜しみ我が園の竹の林に鴬鳴くも[小監阿氏奥嶋] |
かな | うめのはな ちらまくをしみ わがそのの たけのはやしに うぐひすなくも |
英語(ローマ字) | UMENOHANA CHIRAMAKUWOSHIMI WAGASONONO TAKENOHAYASHINI UGUHISUNAKUMO |
訳 | 梅の花が散っていくのを惜しんで、われらの園の竹林ではウグイスが鳴いています |
左注 | – |
校異 | 宇 于 [類][紀][温] |
用語 | 梅花宴、作者:安倍、阿刀、阿曇、奥嶋、太宰府、福岡、天平2年1月13日、年紀、宴席、地名、植物 |