第5巻806番歌はこちらにまとめました。
第5巻 806番歌
巻 | 第5巻 |
歌番号 | 806番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | 伏辱来書 具承芳旨 忽成隔漢之戀 復傷抱梁之意 唯羨去留無恙 遂待披雲耳 / 歌詞兩首 [<大>宰帥大伴卿] |
原文 | 多都能馬母 伊麻勿愛弖之可 阿遠尓与志 奈良乃美夜古尓 由吉帝己牟丹米 |
訓読 | 龍の馬も今も得てしかあをによし奈良の都に行きて来むため |
かな | たつのまも いまもえてしか あをによし ならのみやこに ゆきてこむため |
英語(ローマ字) | TATSUNOMAMO IMAMOETESHIKA AWONIYOSHI NARANOMIYAKONI YUKITEKOMUTAME |
訳 | 竜を馬の背にして今すぐ、故郷の奈良の都にすっとんでいきたい。 |
左注 | – |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 / 太 大 [細][温] |
用語 | 作者:大伴旅人、書簡、枕詞、望郷、恋情、贈答 |