第2巻232番歌はこちらにまとめました。
第2巻 232番歌
巻 | 第2巻 |
歌番号 | 232番歌 |
作者 | 笠金村 |
題詞 | ((霊龜元年歳次乙卯秋九月志貴親王<薨>時作歌一首[并短歌])短歌二首) |
原文 | 御笠山 野邊徃道者 己伎太雲 繁荒有可 久尓有勿國 |
訓読 | 御笠山野辺行く道はこきだくも繁く荒れたるか久にあらなくに |
かな | みかさやま のへゆくみちは こきだくも しげくあれたるか ひさにあらなくに |
英語(ローマ字) | MIKASAYAMA NOHEYUKUMICHIHA KOKIDAKUMO SHIGEKUARETARUKA HISANIARANAKUNI |
訳 | 三笠山の野辺を行く道はこんなにも草が茂り、荒れ果ててしまったのであろうか。皇子が薨去されて、まださほど月日が経っていないのに。 |
左注 | 右歌笠朝臣金村歌集出 |
校異 | – |
用語 | 挽歌、霊亀1年9月、年紀、作者:笠金村、志貴皇子、奈良、地名 |