?-? 奈良時代の貴族。 氏姓は白猪史のち葛井連。白猪道麻呂の子。官位は正五位上・中務少輔。 特に外交的な仕事が多かった人。 養老3年に遣新羅使に任ぜられて、新羅へ赴く。 天平15年に新羅使として金序貞が日本に到来し、遣使への対応のため多治比土作と共に筑前国に派遣される。 天平20年8月は聖武天皇や群臣を迎えて自邸で宴会を開催。その後、妻の県犬養八重と共に正五位上に叙せられている。