若桜部君足が書いた万葉集

若桜部君足が書いた万葉集についてまとめました。

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掲載数 全 1 首

歌番号本歌
第8巻1643番歌天霧らし雪も降らぬかいちしろくこのいつ柴に降らまくを見む
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若桜部君足とは?

若桜部君足(読み:わかさくらべの きみたり)
?-?(680年頃) 飛鳥~奈良時代の官吏。
若桜部一族は300年以上続く氏族であり、「稚桜部」とも言う。ヤマト朝廷の時代は「臣」の姓を名乗っている。稚桜部という名は履中天皇の時に磐余市磯池で船遊びがあり、膳臣余磯(かしわで の あれし)が天皇に酒を献じたところ、盃に季節外れの桜の花びらが紛れ込んだところから、「稚桜部」と改氏姓したことより始まるとされる。稚桜部の読みが「わかさくらべ」ということもあり、「若桜部」に変わったのは、それから暫くしてからのことだろう。

後に八色の姓制定により、朝臣の称号を賜姓する。「朝臣」は八色の姓で一番上の「真人(皇族のみ)」の次の称号で、元々「臣」を名乗っており皇族の近くで仕えるもの、大きな功績を残したものに与えられる称号。

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