挽歌一覧

挽歌についてまとめました。

掲載数 全 219 首

第2巻 92 首

歌番号 本歌
141 番歌 磐白の浜松が枝を引き結びま幸くあらばまた …
142 番歌 家にあれば笥に盛る飯を草枕旅にしあれば椎 …
143 番歌 磐代の岸の松が枝結びけむ人は帰りてまた見 …
144 番歌 磐代の野中に立てる結び松心も解けずいにし …
145 番歌 鳥翔成あり通ひつつ見らめども人こそ知らね …
146 番歌 後見むと君が結べる磐代の小松がうれをまた …
147 番歌 天の原振り放け見れば大君の御寿は長く天足 …
148 番歌 青旗の木幡の上を通ふとは目には見れども直 …
149 番歌 人はよし思ひやむとも玉葛影に見えつつ忘ら …
150 番歌 うつせみし 神に堪へねば 離れ居て 朝嘆 …
151 番歌 かからむとかねて知りせば大御船泊てし泊り …
152 番歌 やすみしし我ご大君の大御船待ちか恋ふらむ …
153 番歌 鯨魚取り 近江の海を 沖放けて 漕ぎ来る …
154 番歌 楽浪の大山守は誰がためか山に標結ふ君もあ …
155 番歌 やすみしし 我ご大君の 畏きや 御陵仕ふ …
156 番歌 みもろの神の神杉已具耳矣自得見監乍共寝ね …
157 番歌 三輪山の山辺真麻木綿短か木綿かくのみから …
158 番歌 山吹の立ちよそひたる山清水汲みに行かめど …
159 番歌 やすみしし 我が大君の 夕されば 見した …
160 番歌 燃ゆる火も取りて包みて袋には入ると言はず …
161 番歌 北山にたなびく雲の青雲の星離り行き月を離 …
162 番歌 明日香の 清御原の宮に 天の下 知らしめ …
163 番歌 神風の伊勢の国にもあらましを何しか来けむ …
164 番歌 見まく欲り我がする君もあらなくに何しか来 …
165 番歌 うつそみの人にある我れや明日よりは二上山 …
166 番歌 磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど見すべき …
167 番歌 天地の 初めの時 ひさかたの 天の河原に …
168 番歌 ひさかたの天見るごとく仰ぎ見し皇子の御門 …
169 番歌 あかねさす日は照らせれどぬばたまの夜渡る …
170 番歌 嶋の宮まがりの池の放ち鳥人目に恋ひて池に …
171 番歌 高照らす我が日の御子の万代に国知らさまし …
172 番歌 嶋の宮上の池なる放ち鳥荒びな行きそ君座さ …
173 番歌 高照らす我が日の御子のいましせば島の御門 …
174 番歌 外に見し真弓の岡も君座せば常つ御門と侍宿 …
175 番歌 夢にだに見ずありしものをおほほしく宮出も …
176 番歌 天地とともに終へむと思ひつつ仕へまつりし …
177 番歌 朝日照る佐田の岡辺に群れ居つつ我が泣く涙 …
178 番歌 み立たしの島を見る時にはたづみ流るる涙止 …
179 番歌 橘の嶋の宮には飽かぬかも佐田の岡辺に侍宿 …
180 番歌 み立たしの島をも家と棲む鳥も荒びな行きそ …
181 番歌 み立たしの島の荒礒を今見れば生ひざりし草 …
182 番歌 鳥座立て飼ひし雁の子巣立ちなば真弓の岡に …
183 番歌 我が御門千代とことばに栄えむと思ひてあり …
184 番歌 東のたぎの御門に侍へど昨日も今日も召す言 …
185 番歌 水伝ふ礒の浦廻の岩つつじ茂く咲く道をまた …
186 番歌 一日には千たび参りし東の大き御門を入りか …
187 番歌 つれもなき佐田の岡辺に帰り居ば島の御階に …
188 番歌 朝ぐもり日の入り行けばみ立たしの島に下り …
189 番歌 朝日照る嶋の御門におほほしく人音もせねば …
190 番歌 真木柱太き心はありしかどこの我が心鎮めか …
191 番歌 けころもを時かたまけて出でましし宇陀の大 …
192 番歌 朝日照る佐田の岡辺に泣く鳥の夜哭きかへら …
193 番歌 畑子らが夜昼といはず行く道を我れはことご …
194 番歌 飛ぶ鳥の 明日香の川の 上つ瀬に 生ふる …
195 番歌 敷栲の袖交へし君玉垂の越智野過ぎ行くまた …
196 番歌 飛ぶ鳥の 明日香の川の 上つ瀬に 石橋渡 …
197 番歌 明日香川しがらみ渡し塞かませば流るる水も …
198 番歌 明日香川明日だに [一云 さへ] 見むと …
199 番歌 かけまくも ゆゆしきかも [一云 ゆゆし …
200 番歌 ひさかたの天知らしぬる君故に日月も知らず …
201 番歌 埴安の池の堤の隠り沼のゆくへを知らに舎人 …
202 番歌 哭沢の神社に三輪据ゑ祈れども我が大君は高 …
203 番歌 降る雪はあはにな降りそ吉隠の猪養の岡の塞 …
204 番歌 やすみしし 我が大君 高照らす 日の御子 …
205 番歌 大君は神にしませば天雲の五百重が下に隠り …
206 番歌 楽浪の志賀さざれ波しくしくに常にと君が思 …
207 番歌 天飛ぶや 軽の道は 我妹子が 里にしあれ …
208 番歌 秋山の黄葉を茂み惑ひぬる妹を求めむ山道知 …
209 番歌 黄葉の散りゆくなへに玉梓の使を見れば逢ひ …
210 番歌 うつせみと 思ひし時に [一云 うつそみ …
211 番歌 去年見てし秋の月夜は照らせれど相見し妹は …
212 番歌 衾道を引手の山に妹を置きて山道を行けば生 …
213 番歌 うつそみと 思ひし時に たづさはり 我が …
214 番歌 去年見てし秋の月夜は渡れども相見し妹はい …
215 番歌 衾道を引手の山に妹を置きて山道思ふに生け …
216 番歌 家に来て我が屋を見れば玉床の外に向きけり …
217 番歌 秋山の したへる妹 なよ竹の とをよる子 …
218 番歌 楽浪の志賀津の子らが [一云 志賀の津の …
219 番歌 そら数ふ大津の子が逢ひし日におほに見しか …
220 番歌 玉藻よし 讃岐の国は 国からか 見れども …
221 番歌 妻もあらば摘みて食げまし沙弥の山野の上の …
222 番歌 沖つ波来寄る荒礒を敷栲の枕とまきて寝せる …
223 番歌 鴨山の岩根しまける我れをかも知らにと妹が …
224 番歌 今日今日と我が待つ君は石川の峽に [一云 …
225 番歌 直の逢ひは逢ひかつましじ石川に雲立ち渡れ …
228 番歌 妹が名は千代に流れむ姫島の小松がうれに蘿 …
229 番歌 難波潟潮干なありそね沈みにし妹が姿を見ま …
230 番歌 梓弓 手に取り持ちて ますらをの さつ矢 …
231 番歌 高円の野辺の秋萩いたづらに咲きか散るらむ …
232 番歌 御笠山野辺行く道はこきだくも繁く荒れたる …
233 番歌 高円の野辺の秋萩な散りそね君が形見に見つ …
234 番歌 御笠山野辺ゆ行く道こきだくも荒れにけるか …

第3巻 69 首

歌番号 本歌
415 番歌 家にあらば妹が手まかむ草枕旅に臥やせるこ …
416 番歌 百伝ふ磐余の池に鳴く鴨を今日のみ見てや雲 …
417 番歌 大君の和魂あへや豊国の鏡の山を宮と定むる …
418 番歌 豊国の鏡の山の岩戸立て隠りにけらし待てど …
419 番歌 岩戸破る手力もがも手弱き女にしあればすべ …
420 番歌 なゆ竹の とをよる御子 さ丹つらふ 我が …
421 番歌 およづれのたはこととかも高山の巌の上に君 …
422 番歌 石上布留の山なる杉群の思ひ過ぐべき君にあ …
423 番歌 つのさはふ 磐余の道を 朝さらず 行きけ …
424 番歌 こもりくの泊瀬娘子が手に巻ける玉は乱れて …
425 番歌 川風の寒き泊瀬を嘆きつつ君が歩くに似る人 …
426 番歌 草枕旅の宿りに誰が嬬か国忘れたる家待たま …
427 番歌 百足らず八十隈坂に手向けせば過ぎにし人に …
428 番歌 こもりくの初瀬の山の山の際にいさよふ雲は …
429 番歌 山の際ゆ出雲の子らは霧なれや吉野の山の嶺 …
430 番歌 八雲さす出雲の子らが黒髪は吉野の川の沖に …
431 番歌 いにしへに ありけむ人の 倭文幡の 帯解 …
432 番歌 我れも見つ人にも告げむ勝鹿の真間の手児名 …
433 番歌 葛飾の真間の入江にうち靡く玉藻刈りけむ手 …
434 番歌 風早の美穂の浦廻の白つつじ見れども寂しな …
435 番歌 みつみつし久米の若子がい触れけむ礒の草根 …
436 番歌 人言の繁きこのころ玉ならば手に巻き持ちて …
437 番歌 妹も我れも清みの川の川岸の妹が悔ゆべき心 …
438 番歌 愛しき人のまきてし敷栲の我が手枕をまく人 …
439 番歌 帰るべく時はなりけり都にて誰が手本をか我 …
440 番歌 都なる荒れたる家にひとり寝ば旅にまさりて …
441 番歌 大君の命畏み大殯の時にはあらねど雲隠りま …
442 番歌 世間は空しきものとあらむとぞこの照る月は …
443 番歌 天雲の 向伏す国の ますらをと 言はれし …
444 番歌 昨日こそ君はありしか思はぬに浜松の上に雲 …
445 番歌 いつしかと待つらむ妹に玉梓の言だに告げず …
446 番歌 我妹子が見し鞆の浦のむろの木は常世にあれ …
447 番歌 鞆の浦の礒のむろの木見むごとに相見し妹は …
448 番歌 礒の上に根延ふむろの木見し人をいづらと問 …
449 番歌 妹と来し敏馬の崎を帰るさにひとりし見れば …
450 番歌 行くさにはふたり我が見しこの崎をひとり過 …
451 番歌 人もなき空しき家は草枕旅にまさりて苦しか …
452 番歌 妹としてふたり作りし我が山斎は木高く茂く …
453 番歌 我妹子が植ゑし梅の木見るごとに心咽せつつ …
454 番歌 はしきやし栄えし君のいましせば昨日も今日 …
455 番歌 かくのみにありけるものを萩の花咲きてあり …
456 番歌 君に恋ひいたもすべなみ葦鶴の哭のみし泣か …
457 番歌 遠長く仕へむものと思へりし君しまさねば心 …
458 番歌 みどり子の匍ひたもとほり朝夕に哭のみぞ我 …
459 番歌 見れど飽かずいましし君が黄葉のうつりい行 …
460 番歌 栲づのの 新羅の国ゆ 人言を よしと聞か …
461 番歌 留めえぬ命にしあれば敷栲の家ゆは出でて雲 …
462 番歌 今よりは秋風寒く吹きなむをいかにかひとり …
463 番歌 長き夜をひとりや寝むと君が言へば過ぎにし …
464 番歌 秋さらば見つつ偲へと妹が植ゑしやどのなで …
465 番歌 うつせみの世は常なしと知るものを秋風寒み …
466 番歌 我がやどに 花ぞ咲きたる そを見れど 心 …
467 番歌 時はしもいつもあらむを心痛くい行く我妹か …
468 番歌 出でて行く道知らませばあらかじめ妹を留め …
469 番歌 妹が見しやどに花咲き時は経ぬ我が泣く涙い …
470 番歌 かくのみにありけるものを妹も我れも千年の …
471 番歌 家離りいます我妹を留めかね山隠しつれ心ど …
472 番歌 世間し常かくのみとかつ知れど痛き心は忍び …
473 番歌 佐保山にたなびく霞見るごとに妹を思ひ出泣 …
474 番歌 昔こそ外にも見しか我妹子が奥つ城と思へば …
475 番歌 かけまくも あやに畏し 言はまくも ゆゆ …
476 番歌 我が大君天知らさむと思はねばおほにぞ見け …
477 番歌 あしひきの山さへ光り咲く花の散りぬるごと …
478 番歌 かけまくも あやに畏し 我が大君 皇子の …
479 番歌 はしきかも皇子の命のあり通ひ見しし活道の …
480 番歌 大伴の名に負ふ靫帯びて万代に頼みし心いづ …
481 番歌 白栲の 袖さし交へて 靡き寝し 我が黒髪 …
482 番歌 うつせみの世のことにあれば外に見し山をや …
483 番歌 朝鳥の哭のみし泣かむ我妹子に今またさらに …

第5巻 6 首

歌番号 本歌
794 番歌 大君の 遠の朝廷と しらぬひ 筑紫の国に …
795 番歌 家に行きていかにか我がせむ枕付く妻屋寂し …
796 番歌 はしきよしかくのみからに慕ひ来し妹が心の …
797 番歌 悔しかもかく知らませばあをによし国内こと …
798 番歌 妹が見し楝の花は散りぬべし我が泣く涙いま …
799 番歌 大野山霧立ちわたる我が嘆くおきその風に霧 …

第7巻 14 首

歌番号 本歌
1404 番歌 鏡なす我が見し君を阿婆の野の花橘の玉に拾 …
1405 番歌 秋津野を人の懸くれば朝撒きし君が思ほえて …
1406 番歌 秋津野に朝居る雲の失せゆけば昨日も今日も …
1407 番歌 隠口の泊瀬の山に霞立ちたなびく雲は妹にか …
1408 番歌 たはことかおよづれことかこもりくの泊瀬の …
1409 番歌 秋山の黄葉あはれとうらぶれて入りにし妹は …
1410 番歌 世間はまこと二代はゆかざらし過ぎにし妹に …
1411 番歌 幸はひのいかなる人か黒髪の白くなるまで妹 …
1412 番歌 我が背子をいづち行かめとさき竹のそがひに …
1413 番歌 庭つ鳥鶏の垂り尾の乱れ尾の長き心も思ほえ …
1414 番歌 薦枕相枕きし子もあらばこそ夜の更くらくも …
1415 番歌 玉梓の妹は玉かもあしひきの清き山辺に撒け …
1416 番歌 玉梓の妹は花かもあしひきのこの山蔭に撒け …
1417 番歌 名児の海を朝漕ぎ来れば海中に鹿子ぞ鳴くな …

第9巻 17 首

歌番号 本歌
1795 番歌 妹らがり今木の嶺に茂り立つ嬬松の木は古人 …
1796 番歌 黄葉の過ぎにし子らと携はり遊びし礒を見れ …
1797 番歌 潮気立つ荒礒にはあれど行く水の過ぎにし妹 …
1798 番歌 いにしへに妹と我が見しぬばたまの黒牛潟を …
1799 番歌 玉津島礒の浦廻の真砂にもにほひて行かな妹 …
1800 番歌 小垣内の 麻を引き干し 妹なねが 作り着 …
1801 番歌 古への ますら壮士の 相競ひ 妻問ひしけ …
1802 番歌 古への信太壮士の妻問ひし菟原娘子の奥城ぞ …
1803 番歌 語り継ぐからにもここだ恋しきを直目に見け …
1804 番歌 父母が 成しのまにまに 箸向ふ 弟の命は …
1805 番歌 別れてもまたも逢ふべく思ほえば心乱れて我 …
1806 番歌 あしひきの荒山中に送り置きて帰らふ見れば …
1807 番歌 鶏が鳴く 東の国に 古へに ありけること …
1808 番歌 勝鹿の真間の井見れば立ち平し水汲ましけむ …
1809 番歌 葦屋の 菟原娘子の 八年子の 片生ひの時 …
1810 番歌 芦屋の菟原娘子の奥城を行き来と見れば哭の …
1811 番歌 墓の上の木の枝靡けり聞きしごと茅渟壮士に …

第13巻 6 首

歌番号 本歌
3304 番歌 聞かずして黙もあらましを何しかも君が直香 …
3324 番歌 かけまくも あやに畏し 藤原の 都しみみ …
3325 番歌 つのさはふ磐余の山に白栲にかかれる雲は大 …
3326 番歌 礒城島の 大和の国に いかさまに 思ほし …
3327 番歌 百小竹の 三野の王 西の馬屋に 立てて飼 …
3328 番歌 衣手葦毛の馬のいなく声心あれかも常ゆ異に …

第14巻 1 首

歌番号 本歌
3577 番歌 愛し妹をいづち行かめと山菅のそがひに寝し …

第15巻 11 首

歌番号 本歌
3625 番歌 夕されば 葦辺に騒き 明け来れば 沖にな …
3626 番歌 鶴が鳴き葦辺をさして飛び渡るあなたづたづ …
3688 番歌 天皇の 遠の朝廷と 韓国に 渡る我が背は …
3689 番歌 岩田野に宿りする君家人のいづらと我れを問 …
3690 番歌 世間は常かくのみと別れぬる君にやもとな我 …
3691 番歌 天地と ともにもがもと 思ひつつ ありけ …
3692 番歌 はしけやし妻も子どもも高々に待つらむ君や …
3693 番歌 黄葉の散りなむ山に宿りぬる君を待つらむ人 …
3694 番歌 わたつみの 畏き道を 安けくも なく悩み …
3695 番歌 昔より言ひけることの韓国のからくもここに …
3696 番歌 新羅へか家にか帰る壱岐の島行かむたどきも …

第17巻 3 首

歌番号 本歌
3957 番歌 天離る 鄙治めにと 大君の 任けのまにま …
3958 番歌 ま幸くと言ひてしものを白雲に立ちたなびく …
3959 番歌 かからむとかねて知りせば越の海の荒礒の波 …

挽歌とは?

挽歌は人の死に関する歌のこと。中国で「挽」とは「引く」という意味で、棺を引きながら歌うことから、大切な人が亡くなったことを悼む歌としている。万葉集では死に関する歌すべてを挽歌としている。

挽歌は雑歌相聞歌に並ぶ万葉集の三大部立一つとなる。

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