滋賀県の万葉集についてまとめました。
掲載数 全 66 首
第1巻 7 首
歌番号 | 本歌 |
20 番歌 | あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君 … |
21 番歌 | 紫のにほへる妹を憎くあらば人妻故に我れ恋 … |
29 番歌 | 玉たすき 畝傍の山の 橿原の ひじりの御 … |
30 番歌 | 楽浪の志賀の辛崎幸くあれど大宮人の舟待ち … |
31 番歌 | 楽浪の志賀の [一云 比良の] 大わだ淀 … |
32 番歌 | 古の人に我れあれや楽浪の古き都を見れば悲 … |
33 番歌 | 楽浪の国つ御神のうらさびて荒れたる都見れ … |
第2巻 9 首
歌番号 | 本歌 |
147 番歌 | 天の原振り放け見れば大君の御寿は長く天足 … |
148 番歌 | 青旗の木幡の上を通ふとは目には見れども直 … |
149 番歌 | 人はよし思ひやむとも玉葛影に見えつつ忘ら … |
150 番歌 | うつせみし 神に堪へねば 離れ居て 朝嘆 … |
151 番歌 | かからむとかねて知りせば大御船泊てし泊り … |
152 番歌 | やすみしし我ご大君の大御船待ちか恋ふらむ … |
153 番歌 | 鯨魚取り 近江の海を 沖放けて 漕ぎ来る … |
154 番歌 | 楽浪の大山守は誰がためか山に標結ふ君もあ … |
155 番歌 | やすみしし 我ご大君の 畏きや 御陵仕ふ … |
第3巻 12 首
歌番号 | 本歌 |
263 番歌 | 馬ないたく打ちてな行きそ日ならべて見ても … |
266 番歌 | 近江の海夕波千鳥汝が鳴けば心もしのにいに … |
273 番歌 | 磯の崎漕ぎ廻み行けば近江の海八十の港に鶴 … |
274 番歌 | 我が舟は比良の港に漕ぎ泊てむ沖へな離りさ … |
275 番歌 | いづくにか我は宿らむ高島の勝野の原にこの … |
287 番歌 | ここにして家やもいづく白雲のたなびく山を … |
288 番歌 | 我が命のま幸くあらばまたも見む志賀の大津 … |
305 番歌 | かく故に見じと言ふものを楽浪の旧き都を見 … |
314 番歌 | さざれ波礒越道なる能登瀬川音のさやけさた … |
352 番歌 | 葦辺には鶴がね鳴きて港風寒く吹くらむ津乎 … |
364 番歌 | ますらをの弓末振り起し射つる矢を後見む人 … |
365 番歌 | 塩津山打ち越え行けば我が乗れる馬ぞつまづ … |
第7巻 10 首
歌番号 | 本歌 |
1169 番歌 | 近江の海港は八十ちいづくにか君が舟泊て草 … |
1170 番歌 | 楽浪の連庫山に雲居れば雨ぞ降るちふ帰り来 … |
1171 番歌 | 大御船泊ててさもらふ高島の三尾の勝野の渚 … |
1172 番歌 | いづくにか舟乗りしけむ高島の香取の浦ゆ漕 … |
1224 番歌 | 大葉山霞たなびきさ夜更けて我が舟泊てむ泊 … |
1236 番歌 | 夢のみに継ぎて見えつつ高島の礒越す波のし … |
1238 番歌 | 高島の安曇白波は騒けども我れは家思ふ廬り … |
1350 番歌 | 近江のや八橋の小竹を矢はがずてまことあり … |
1390 番歌 | 近江の海波畏みと風まもり年はや経なむ漕ぐ … |
1398 番歌 | 楽浪の志賀津の浦の舟乗りに乗りにし心常忘 … |
第8巻 2 首
歌番号 | 本歌 |
1532 番歌 | 草枕旅行く人も行き触ればにほひぬべくも咲 … |
1533 番歌 | 伊香山野辺に咲きたる萩見れば君が家なる尾 … |
第7巻 2 首
歌番号 | 本歌 |
1089 番歌 | 大海に島もあらなくに海原のたゆたふ波に立 … |
1162 番歌 | 円方の港の洲鳥波立てや妻呼びたてて辺に近 … |
第9巻 8 首
歌番号 | 本歌 |
1690 番歌 | 高島の阿渡川波は騒けども我れは家思ふ宿り … |
1691 番歌 | 旅なれば夜中をさして照る月の高島山に隠ら … |
1715 番歌 | 楽浪の比良山風の海吹けば釣りする海人の袖 … |
1717 番歌 | 三川の淵瀬もおちず小網さすに衣手濡れぬ干 … |
1718 番歌 | 率ひて漕ぎ去にし舟は高島の安曇の港に泊て … |
1732 番歌 | 大葉山霞たなびきさ夜更けて我が舟泊てむ泊 … |
1733 番歌 | 思ひつつ来れど来かねて三尾の崎真長の浦を … |
1734 番歌 | 高島の安曇の港を漕ぎ過ぎて塩津菅浦今か漕 … |
第11巻 9 首
歌番号 | 本歌 |
2435 番歌 | 近江の海沖つ白波知らずとも妹がりといはば … |
2439 番歌 | 近江の海沖つ島山奥まけて我が思ふ妹が言の … |
2440 番歌 | 近江の海沖漕ぐ舟のいかり下ろし隠りて君が … |
2445 番歌 | 近江の海沈く白玉知らずして恋ひせしよりは … |
2710 番歌 | 犬上の鳥籠の山なる不知哉川いさとを聞こせ … |
2728 番歌 | 近江の海沖つ島山奥まへて我が思ふ妹が言の … |
2729 番歌 | 霰降り遠つ大浦に寄する波よしも寄すとも憎 … |
2743 番歌 | なかなかに君に恋ひずは比良の浦の海人なら … |
2747 番歌 | あぢかまの塩津をさして漕ぐ船の名は告りて … |
第12巻 5 首
歌番号 | 本歌 |
3018 番歌 | 高湍なる能登瀬の川の後も逢はむ妹には我れ … |
3027 番歌 | 近江の海辺は人知る沖つ波君をおきては知る … |
3046 番歌 | 楽浪の波越すあざに降る小雨間も置きて我が … |
3070 番歌 | 木綿畳田上山のさな葛ありさりてしも今なら … |
3157 番歌 | 我妹子にまたも近江の安の川安寐も寝ずに恋 … |
第13巻 3 首
歌番号 | 本歌 |
3237 番歌 | あをによし 奈良山過ぎて もののふの 宇 … |
3240 番歌 | 大君の 命畏み 見れど飽かぬ 奈良山越え … |
3323 番歌 | しなたつ 筑摩さのかた 息長の 越智の小 … |
第15巻 1 首
歌番号 | 本歌 |
3762 番歌 | 我妹子に逢坂山を越えて来て泣きつつ居れど … |
滋賀県の万葉集の解説
作成中。