京都府の万葉集についてまとめました。
掲載数 全 93 首
第1巻 1 首
歌番号 | 本歌 |
7 番歌 | 秋の野のみ草刈り葺き宿れりし宇治の宮処の … |
第2巻 1 首
歌番号 | 本歌 |
155 番歌 | やすみしし 我ご大君の 畏きや 御陵仕ふ … |
第3巻 5 首
歌番号 | 本歌 |
264 番歌 | もののふの八十宇治川の網代木にいさよふ波 … |
277 番歌 | 早来ても見てましものを山背の高の槻群散り … |
475 番歌 | かけまくも あやに畏し 言はまくも ゆゆ … |
476 番歌 | 我が大君天知らさむと思はねばおほにぞ見け … |
481 番歌 | 白栲の 袖さし交へて 靡き寝し 我が黒髪 … |
第4巻 4 首
歌番号 | 本歌 |
546 番歌 | 三香の原 旅の宿りに 玉桙の 道の行き逢 … |
547 番歌 | 天雲の外に見しより我妹子に心も身さへ寄り … |
548 番歌 | 今夜の早く明けなばすべをなみ秋の百夜を願 … |
696 番歌 | 家人に恋過ぎめやもかはづ鳴く泉の里に年の … |
第6巻 21 首
歌番号 | 本歌 |
1017 番歌 | 木綿畳手向けの山を今日越えていづれの野辺 … |
1037 番歌 | 今造る久迩の都は山川のさやけき見ればうべ … |
1038 番歌 | 故郷は遠くもあらず一重山越ゆるがからに思 … |
1039 番歌 | 我が背子とふたりし居らば山高み里には月は … |
1040 番歌 | ひさかたの雨は降りしけ思ふ子がやどに今夜 … |
1041 番歌 | 我がやどの君松の木に降る雪の行きには行か … |
1042 番歌 | 一つ松幾代か経ぬる吹く風の音の清きは年深 … |
1043 番歌 | たまきはる命は知らず松が枝を結ぶ心は長く … |
1046 番歌 | 岩綱のまた変若ちかへりあをによし奈良の都 … |
1050 番歌 | 現つ神 我が大君の 天の下 八島の内に … |
1051 番歌 | 三香の原布当の野辺を清みこそ大宮所 [一 … |
1052 番歌 | 山高く川の瀬清し百代まで神しみゆかむ大宮 … |
1053 番歌 | 吾が大君 神の命の 高知らす 布当の宮は … |
1054 番歌 | 泉川行く瀬の水の絶えばこそ大宮所移ろひ行 … |
1055 番歌 | 布当山山なみ見れば百代にも変るましじき大 … |
1056 番歌 | 娘子らが続麻懸くといふ鹿背の山時しゆけれ … |
1057 番歌 | 鹿背の山木立を茂み朝さらず来鳴き響もす鴬 … |
1058 番歌 | 狛山に鳴く霍公鳥泉川渡りを遠みここに通は … |
1059 番歌 | 三香の原 久迩の都は 山高み 川の瀬清み … |
1060 番歌 | 三香の原久迩の都は荒れにけり大宮人のうつ … |
1061 番歌 | 咲く花の色は変らずももしきの大宮人ぞたち … |
第7巻 6 首
歌番号 | 本歌 |
1135 番歌 | 宇治川は淀瀬なからし網代人舟呼ばふ声をち … |
1136 番歌 | 宇治川に生ふる菅藻を川早み採らず来にけり … |
1137 番歌 | 宇治人の譬への網代我れならば今は寄らまし … |
1138 番歌 | 宇治川を舟渡せをと呼ばへども聞こえざるら … |
1139 番歌 | ちはや人宇治川波を清みかも旅行く人の立ち … |
1286 番歌 | 山背の久世の社の草な手折りそ我が時と立ち … |
第8巻 2 首
歌番号 | 本歌 |
1631 番歌 | 今造る久迩の都に秋の夜の長きにひとり寝る … |
1632 番歌 | あしひきの山辺に居りて秋風の日に異に吹け … |
第9巻 18 首
歌番号 | 本歌 |
1685 番歌 | 川の瀬のたぎつを見れば玉藻かも散り乱れた … |
1686 番歌 | 彦星のかざしの玉は妻恋ひに乱れにけらしこ … |
1687 番歌 | 白鳥の鷺坂山の松蔭に宿りて行かな夜も更け … |
1688 番歌 | あぶり干す人もあれやも濡れ衣を家には遣ら … |
1689 番歌 | あり衣辺につきて漕がさね杏人の浜を過ぐれ … |
1694 番歌 | 栲領巾の鷺坂山の白つつじ我れににほはに妹 … |
1695 番歌 | 妹が門入り泉川の常滑にみ雪残れりいまだ冬 … |
1696 番歌 | 衣手の名木の川辺を春雨に我れ立ち濡ると家 … |
1697 番歌 | 家人の使ひにあらし春雨の避くれど我れを濡 … |
1698 番歌 | あぶり干す人もあれやも家人の春雨すらを真 … |
1699 番歌 | 巨椋の入江響むなり射目人の伏見が田居に雁 … |
1700 番歌 | 秋風に山吹の瀬の鳴るなへに天雲翔る雁に逢 … |
1707 番歌 | 山背の久世の鷺坂神代より春は張りつつ秋は … |
1708 番歌 | 春草を馬咋山ゆ越え来なる雁の使は宿り過ぐ … |
1729 番歌 | 暁の夢に見えつつ梶島の礒越す波のしきてし … |
1730 番歌 | 山科の石田の小野のははそ原見つつか君が山 … |
1731 番歌 | 山科の石田の杜に幣置かばけだし我妹に直に … |
1795 番歌 | 妹らがり今木の嶺に茂り立つ嬬松の木は古人 … |
第10巻 2 首
歌番号 | 本歌 |
1859 番歌 | 馬並めて多賀の山辺を白栲ににほはしたるは … |
2283 番歌 | 我妹子に逢坂山のはだすすき穂には咲き出ず … |
第11巻 12 首
歌番号 | 本歌 |
2362 番歌 | 山背の久背の若子が欲しと言ふ我れあふさわ … |
2403 番歌 | 玉くせの清き川原にみそぎして斎ふ命は妹が … |
2425 番歌 | 山科の木幡の山を馬はあれど徒歩より我が来 … |
2427 番歌 | 宇治川の瀬々のしき波しくしくに妹は心に乗 … |
2428 番歌 | ちはや人宇治の渡りの瀬を早み逢はずこそあ … |
2429 番歌 | はしきやし逢はぬ子ゆゑにいたづらに宇治川 … |
2430 番歌 | 宇治川の水泡さかまき行く水の事かへらずぞ … |
2431 番歌 | 鴨川の後瀬静けく後も逢はむ妹には我れは今 … |
2471 番歌 | 山背の泉の小菅なみなみに妹が心を我が思は … |
2645 番歌 | 宮材引く泉の杣に立つ民のやむ時もなく恋ひ … |
2683 番歌 | 彼方の埴生の小屋に小雨降り床さへ濡れぬ身 … |
2714 番歌 | もののふの八十宇治川の早き瀬に立ちえぬ恋 … |
第12巻 2 首
歌番号 | 本歌 |
2856 番歌 | 山背の石田の社に心おそく手向けしたれや妹 … |
3071 番歌 | 丹波道の大江の山のさな葛絶えむの心我が思 … |
第13巻 3 首
歌番号 | 本歌 |
3236 番歌 | そらみつ 大和の国 あをによし 奈良山越 … |
3237 番歌 | あをによし 奈良山過ぎて もののふの 宇 … |
3240 番歌 | 大君の 命畏み 見れど飽かぬ 奈良山越え … |
第17巻 8 首
歌番号 | 本歌 |
3907 番歌 | 山背の 久迩の都は 春されば 花咲きをを … |
3908 番歌 | たたなめて泉の川の水脈絶えず仕へまつらむ … |
3909 番歌 | 橘は常花にもが霍公鳥住むと来鳴かば聞かぬ … |
3910 番歌 | 玉に貫く楝を家に植ゑたらば山霍公鳥離れず … |
3911 番歌 | あしひきの山辺に居れば霍公鳥木の間立ち潜 … |
3912 番歌 | 霍公鳥何の心ぞ橘の玉貫く月し来鳴き響むる … |
3913 番歌 | 霍公鳥楝の枝に行きて居ば花は散らむな玉と … |
3957 番歌 | 天離る 鄙治めにと 大君の 任けのまにま … |
京都府の万葉集の解説
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