第20巻4455番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4455番歌
| 巻 | 第20巻 |
| 歌番号 | 4455番歌 |
| 作者 | 橘諸兄(葛城王) |
| 題詞 | 天平元年班田之時使葛城王従山背國贈薩妙觀命婦等所歌一首[副芹子L] |
| 原文 | 安可祢<左>須 比流波多々婢弖 奴婆多麻乃 欲流乃伊刀末仁 都賣流芹子許礼 |
| 訓読 | あかねさす昼は田賜びてぬばたまの夜のいとまに摘める芹これ |
| かな | あかねさす ひるはたたびて ぬばたまの よるのいとまに つめるせりこれ |
| 英語(ローマ字) | AKANESASU HIRUHATATABITE NUBATAMANO YORUNOITOMANI TSUMERUSERIKORE |
| 訳 | あかねさす昼間は田を配分する仕事で忙しく、夜になってから公務の合間につんだのだよ、この芹子(せり)は。 |
| 左注 | (右二首左大臣讀之云尓 [左大臣是葛城王 後賜橘姓也]) |
| 校異 | 佐 左 [元][類] |
| 用語 | 天平1年、年紀、作者:橘諸兄:葛城王、薩妙觀、贈答、枕詞、植物 |

