第20巻4375番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4375番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4375番歌 |
作者 | 物部真嶋 |
題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌) |
原文 | 麻都能氣乃 奈美多流美礼波 伊波妣等乃 和例乎美於久流等 多々理之母己呂 |
訓読 | 松の木の並みたる見れば家人の我れを見送ると立たりしもころ |
かな | まつのけの なみたるみれば いはびとの われをみおくると たたりしもころ |
英語(ローマ字) | MATSUNOKENO NAMITARUMIREBA IHABITONO WAREWOMIOKURUTO TATARISHIMOKORO |
訳 | 松の木が並んで立っているのを見ると、家の人々が並んで私を見送ってくれた様子にそっくりだ。 |
左注 | 右一首火長物部真嶋 ( / 二月十四日下野國防人部領使正六位上田口朝臣大戸進歌數十八首 但拙劣歌者不取載之) |
校異 | 波 [紀][細][温] 婆 |
用語 | 天平勝宝7年2月14日、年紀、作者:物部真嶋、防人歌、栃木、田口大戸、恋情、望郷 |