万葉集 第20巻 4296番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第20巻4296番歌はこちらにまとめました。

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第20巻 4296番歌

第20巻
歌番号4296番歌
作者中臣清麻呂
題詞(天平勝寶五年八月十二日二三大夫等各提壷酒 登高圓野聊述所心作歌三首)
原文安麻久母尓 可里曽奈久奈流 多加麻刀能 波疑乃之多婆波 毛美知安倍牟可聞
訓読天雲に雁ぞ鳴くなる高円の萩の下葉はもみちあへむかも
かなあまくもに かりぞなくなる たかまとの はぎのしたばは もみちあへむかも
英語(ローマ字)AMAKUMONI KARIZONAKUNARU TAKAMATONO HAGINOSHITABAHA MOMICHIAHEMUKAMO
天雲の彼方に雁が鳴く季節になった。ここ高円の萩の下葉は美しく紅葉に染まる暇があるだろうか。
左注右一首左中辨中臣清麻呂朝臣
校異
用語天平勝宝5年8月12日、年紀、作者:中臣清麻呂、宴席、奈良、高円、地名、植物、動物、叙景