万葉集 第18巻 4129番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第18巻 4129番歌

第18巻
歌番号4129番歌
作者大伴池主
題詞(越前國掾大伴宿祢池主来贈戯歌四首 / 忽辱恩賜 驚欣已深 心中含咲獨座稍開 表裏不同相違何異 推量所由率尓作策歟 明知加言豈有他意乎 凡賀易本物其罪不軽 正贓倍贓宣<急>并満 今勒風雲發遣<徴>使 早速返報不須延廻 / 勝寶元年十一月十二日 物所貿易下吏 / 謹訴貿易人断官司 廳下 / 別<白> 可怜之意不能黙止 聊述四詠准擬睡覺)
原文芳理夫久路 等利安宜麻敝尓於吉 可邊佐倍波 於能等母於能夜 宇良毛都藝多利
訓読針袋取り上げ前に置き返さへばおのともおのや裏も継ぎたり
かなはりぶくろ とりあげまへにおき かへさへば おのともおのや うらもつぎたり
英語(ローマ字)HARIBUKURO TORIAGEMAHENIOKI KAHESAHEBA ONOTOMOONOYA URAMOTSUGITARI
(贈っていただいた)針袋を取り上げて前に置き、ひっくり返してつくづく眺めれば、あんれまあ、裏地まで付いているじゃございませんか。
左注(右歌之返報歌者脱漏不得探求也)
校異
用語天平勝宝1年11月12日、作者:大伴池主、年紀、大伴家持、贈答、書簡、戯歌、高岡、富山
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