万葉集 第18巻 4093番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第18巻 4093番歌

第18巻
歌番号4093番歌
作者大伴家持
題詞行<英>遠浦之日作歌一首
原文安乎能宇良尓 餘須流之良奈美 伊夜末之尓 多知之伎与世久 安由乎伊多美可聞
訓読阿尾の浦に寄する白波いや増しに立ちしき寄せ来東風をいたみかも
かなあをのうらに よするしらなみ いやましに たちしきよせく あゆをいたみかも
英語(ローマ字)AWONOURANI YOSURUSHIRANAMI IYAMASHINI TACHISHIKIYOSEKU AYUWOITAMIKAMO
阿尾の浦に寄せる白波、ますます強く大きくなって押し寄せてくる。東風が激しいからであろうか。
左注右一首大伴宿祢家持作之
校異芙 英 [紀][細]
用語天平感宝1年、作者:大伴家持、年紀、地名、氷見、高岡、叙景