第18巻4074番歌はこちらにまとめました。
第18巻 4074番歌
巻 | 第18巻 |
歌番号 | 4074番歌 |
作者 | 大伴池主 |
題詞 | (越前國掾大伴宿祢池主来贈歌三首 / 以今月十四日到来深見村 望拜彼北方常念芳徳 何日能休 兼以隣近忽増戀 加以先書云 暮春可惜 促膝未期 生別悲<兮> 夫復何言臨紙悽断奉状不備 / 三月一五日大伴宿祢池主) / 一 属物發思 |
原文 | 櫻花 今曽盛等 雖人云 我佐不之毛 支美止之不在者 |
訓読 | 桜花今ぞ盛りと人は言へど我れは寂しも君としあらねば |
かな | さくらばな いまぞさかりと ひとはいへど われはさぶしも きみとしあらねば |
英語(ローマ字) | SAKURABANA IMAZOSAKARITO HITOHAIHEDO WAREHASABUSHIMO KIMITOSHIARANEBA |
訳 | 桜の花は今まさに盛りと人は言うけれど、私は寂しい。あなた様と一緒でないので。 |
左注 | – |
校異 | 在 [元][類] 里 |
用語 | 天平20年3月15日、作者:大伴池主、年紀、大伴家持、高岡、富山、贈答、書簡、福井、恋情、植物 |