第18巻4034番歌はこちらにまとめました。
第18巻 4034番歌
巻 | 第18巻 |
歌番号 | 4034番歌 |
作者 | 田辺福麻呂 |
題詞 | (天平廿年春三月廾三日左大臣橘家之使者造酒司令史田<邊>福麻呂饗于守大伴宿祢家持舘爰作新歌并便誦古詠各述心緒) |
原文 | 奈呉能宇美尓 之保能波夜非波 安佐里之尓 伊<泥>牟等多豆波 伊麻曽奈久奈流 |
訓読 | 奈呉の海に潮の早干ばあさりしに出でむと鶴は今ぞ鳴くなる |
かな | なごのうみに しほのはやひば あさりしに いでむとたづは いまぞなくなる |
英語(ローマ字) | NAGONOUMINI SHIHONOHAYAHIBA ASARISHINI IDEMUTOTADUHA IMAZONAKUNARU |
訳 | 奈呉(なご)の海の潮が早く引かないかと待ちかまえ、エサを取りに飛び立とうと鶴たちは今鳴き立てている。 |
左注 | (右四首田邊史福麻呂) |
校異 | R 泥 [元][類][紀][細] |
用語 | 天平20年3月23日、作者:田辺福麻呂、地名、高岡、富山、動物、叙景、宴席、挨拶、大伴家持、年紀 |