第17巻4016番歌はこちらにまとめました。
第17巻 4016番歌
巻 | 第17巻 |
歌番号 | 4016番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | 高市連黒人歌一首 [年月不審] |
原文 | 賣比能野能 須々吉於之奈倍 布流由伎尓 夜度加流家敷之 可奈之久於毛倍遊 |
訓読 | 婦負の野のすすき押しなべ降る雪に宿借る今日し悲しく思ほゆ |
かな | めひののの すすきおしなべ ふるゆきに やどかるけふし かなしくおもほゆ |
英語(ローマ字) | MEHINONONO SUSUKIOSHINABE FURUYUKINI YADOKARUKEFUSHI KANASHIKUOMOHOYU |
訳 | 婦負(ねひ)の野にススキを押さえて雪が降っている。この中で宿を取らねばならない(野宿)と思うと、今日は悲しい日に思われる。 |
左注 | 右傳誦此歌三國真人五百國是也 |
校異 | – |
用語 | 高市黒人、羈旅、旅情、伝誦、三国五百国、漂泊、地名、高岡、富山 |