第17巻4014番歌はこちらにまとめました。
第17巻 4014番歌
巻 | 第17巻 |
歌番号 | 4014番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (思放逸鷹夢見感悦作歌一首[并短歌]) |
原文 | 麻追我敝里 之比尓弖安礼可母 佐夜麻太乃 乎治我其日尓 母等米安波受家牟 |
訓読 | 松反りしひにてあれかもさ山田の翁がその日に求めあはずけむ |
かな | まつがへり しひにてあれかも さやまだの をぢがそのひに もとめあはずけむ |
英語(ローマ字) | MATSUGAHERI SHIHINITEAREKAMO SAYAMADANO WODIGASONOHINI MOTOMEAHAZUKEMU |
訳 | 老人呆けでもしていたのだろうか。山田の爺さんがその日の内に鷹を探し出せなかったのは。 |
左注 | (右射水郡古江村取獲蒼鷹 形<容>美麗鷙雉秀群也 於時養吏山田史君麻呂調試失節野猟乖候 摶風之翅高翔匿雲 腐鼠之<餌>呼留靡驗 於是<張>設羅網窺乎非常奉幣神祇恃乎不虞也 <粤>以夢裏有娘子喩曰 使君勿作苦念空費<精><神> 放逸彼鷹獲得未幾矣哉 須叟覺<寤>有悦於懐 因作却恨之歌式旌感信 守大伴宿祢家持 [九月廾六日作也]) |
校異 | – |
用語 | 天平19年9月26日、年紀、作者:大伴家持、枕詞、難解、山田君麻呂、怨恨 |