第17巻3976番歌はこちらにまとめました。
第17巻 3976番歌
| 巻 | 第17巻 |
| 歌番号 | 3976番歌 |
| 作者 | 大伴家持 |
| 題詞 | 短歌<二首> |
| 原文 | 佐家理等母 之良受之安良婆 母太毛安良牟 己能夜万夫吉乎 美勢追都母等奈 |
| 訓読 | 咲けりとも知らずしあらば黙もあらむこの山吹を見せつつもとな |
| かな | さけりとも しらずしあらば もだもあらむ このやまぶきを みせつつもとな |
| 英語(ローマ字) | SAKERITOMO SHIRAZUSHIARABA MODAMOARAMU KONOYAMABUKIWO MISETSUTSUMOTONA |
| 訳 | 咲いたことも知らずにいたら そのまま平静でいられたでしょうに、ヤマブキの花をお見せになるものですから、しきりに見たくてなりません。 |
| 左注 | (三月五日大伴宿祢家持臥病作之) |
| 校異 | 惟下僕 [元] 走 / 之 走 [元][紀][細] / 抄 杪 [万葉集新考] / 粛 嘯 [元][紀][細] / <> 二首 [元][細][温] |
| 用語 | 天平19年3月5日、年紀、作者:大伴家持、贈答、大伴池主、書簡、病気、怨恨、憧憬、恋情、高岡、富山 |

