万葉集 第17巻 3928番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第17巻 3928番歌

第17巻
歌番号3928番歌
作者坂上郎女
題詞(大伴宿祢家持以天平十八年閏七月被任越中國守 即取七月赴任所於時 姑大伴氏坂上郎女贈家持歌二首)
原文伊麻能<其>等 古非之久伎美我 於毛保要婆 伊可尓加母世牟 須流須邊乃奈左
訓読今のごと恋しく君が思ほえばいかにかもせむするすべのなさ
かないまのごと こひしくきみが おもほえば いかにかもせむ するすべのなさ
英語(ローマ字)IMANOGOTO KOHISHIKUKIMIGA OMOHOEBA IKANIKAMOSEMU SURUSUBENONASA
今のようにこんなに恋しくあなたのことが思えるのに、これからどうしたらいいのでしょう。なすすべがありません。
左注
校異去 其 [元][紀][細][温]
用語天平18年閏7月、年紀、作者:坂上郎女、贈答、出発、羈旅、女歌、悲別、大伴家持