第17巻3903番歌はこちらにまとめました。
第17巻 3903番歌
巻 | 第17巻 |
歌番号 | 3903番歌 |
作者 | 大伴書持 |
題詞 | (追和<大>宰之時梅花新歌六首) |
原文 | 春雨尓 毛延之楊奈疑可 烏梅乃花 登母尓於久礼奴 常乃物能香聞 |
訓読 | 春雨に萌えし柳か梅の花ともに後れぬ常の物かも |
かな | はるさめに もえしやなぎか うめのはな ともにおくれぬ つねのものかも |
英語(ローマ字) | HARUSAMENI MOESHIYANAGIKA UMENOHANA TOMONIOKURENU TSUNENOMONOKAMO |
訳 | 春雨を受けて芽吹いてきた柳、あるいは春雨に関係なく、梅の花の開花期に共に後れないように萌えだした例年の風物詩なのでしょうか。 |
左注 | (右十二年十<二>月九日大伴宿祢<書>持作) |
校異 | – |
用語 | 天平12年12月9日、年紀、作者:大伴書持、追和、梅花宴、植物 |