第17巻3897番歌はこちらにまとめました。
第17巻 3897番歌
巻 | 第17巻 |
歌番号 | 3897番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (天平二年庚午冬十一月大宰帥大伴卿被任大納言 [兼帥如舊]上京之時ソ従等別取海路入京 於是悲傷羇旅各陳所心作歌十首) |
原文 | 大海乃 於久可母之良受 由久和礼乎 何時伎麻佐武等 問之兒<良>波母 |
訓読 | 大海の奥かも知らず行く我れをいつ来まさむと問ひし子らはも |
かな | おほうみの おくかもしらず ゆくわれを いつきまさむと とひしこらはも |
英語(ローマ字) | OHOUMINO OKUKAMOSHIRAZU YUKUWAREWO ITSUKIMASAMUTO TOHISHIKORAHAMO |
訳 | 大海の行く果てもしれない海路に出かけるのに、いつお帰りになりますかと問いかけた、いとしい彼女は。 |
左注 | (右九首作者不審姓名) |
校異 | 等 良 [元][類] |
用語 | 天平2年11月、年紀、旅人従者、羈旅、望郷、恋情、遊行女婦、大伴旅人 |