第17巻3891番歌はこちらにまとめました。
第17巻 3891番歌
巻 | 第17巻 |
歌番号 | 3891番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (天平二年庚午冬十一月大宰帥大伴卿被任大納言 [兼帥如舊]上京之時ソ従等別取海路入京 於是悲傷羇旅各陳所心作歌十首) |
原文 | 荒津乃海 之保悲思保美知 時波安礼登 伊頭礼乃時加 吾孤悲射良牟 |
訓読 | 荒津の海潮干潮満ち時はあれどいづれの時か我が恋ひざらむ |
かな | あらつのうみ しほひしほみち ときはあれど いづれのときか あがこひざらむ |
英語(ローマ字) | ARATSUNOUMI SHIHOHISHIHOMICHI TOKIHAAREDO IDURENOTOKIKA AGAKOHIZARAMU |
訳 | 荒れた海には潮が引いたり満ちたりする一定の時がある。が、私の故郷への思いは時無しだ。 |
左注 | (右九首作者不審姓名) |
校異 | – |
用語 | 天平2年11月、年紀、旅人従者、羈旅、福岡、地名、恋情、大伴旅人、望郷 |