万葉集 第16巻 3821番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第16巻3821番歌はこちらにまとめました。

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第16巻 3821番歌

第16巻
歌番号3821番歌
作者児部女王
題詞兒部女王嗤歌一首
原文美麗物 何所不飽矣 坂門等之 角乃布久礼尓 四具比相尓計六
訓読うましものいづく飽かじをさかとらが角のふくれにしぐひ合ひにけむ
かなうましもの いづくあかじを さかとらが つののふくれに しぐひあひにけむ
英語(ローマ字)UMASHIMONO IDUKUAKAJIWO SAKATORAGA TSUNONOFUKURENI SHIGUHIAHINIKEMU
美しい女だもの、どんな相手だって結婚できるのに。尺度(さかとら)の娘は、よりによって角ぶくれのような醜男と情交を通じるなんて。
左注右時有娘子 姓尺度氏也 此娘子不聴高姓美人之所誂應許下姓い士之所誂也 於是兒部女王裁作此歌嗤咲彼愚也
校異
用語雑歌、作者:児部女王、兒部女王、尺度、大阪、坂門氏、嘲笑、伝承、戯笑、恋愛
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