第16巻3817番歌はこちらにまとめました。
第16巻 3817番歌
巻 | 第16巻 |
歌番号 | 3817番歌 |
作者 | 河村王 |
題詞 | – |
原文 | 可流羽須波 田廬乃毛等尓 吾兄子者 二布夫尓咲而 立麻為所見 [田廬者多夫世<反>] |
訓読 | かるうすは田ぶせの本に我が背子はにふぶに笑みて立ちませり見ゆ [田廬者多夫世<反>] |
かな | かるうすは たぶせのもとに わがせこは にふぶにゑみて たちませりみゆ |
英語(ローマ字) | KARUUSUHA TABUSENOMOTONI WAGASEKOHA NIFUBUNIゑMITE TACHIMASERIMIYU |
訳 | 軽臼のように尻軽なあいつ。田の仮小屋のそばにいる。にんまり笑みを浮かべて周囲の女に愛嬌を振りまいて突っ立っているのが見えるのさ。 |
左注 | (右歌二首河村王宴居之時弾琴而即先誦此歌以為常行也) |
校異 | 也 [西(訂正右書)] 反 [類][紀][古] |
用語 | 雑歌、作者:河村王、誦詠、伝承、宴席、戯笑、恋愛 |