第15巻3712番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3712番歌
| 巻 | 第15巻 |
| 歌番号 | 3712番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (竹敷浦舶泊之時<各>陳心緒作歌十八首) |
| 原文 | 奴<婆>多麻能 伊毛我保須倍久 安良奈久尓 和我許呂母弖乎 奴礼弖伊可尓勢牟 |
| 訓読 | ぬばたまの妹が干すべくあらなくに我が衣手を濡れていかにせむ |
| かな | ぬばたまの いもがほすべく あらなくに わがころもでを ぬれていかにせむ |
| 英語(ローマ字) | NUBATAMANO IMOGAHOSUBEKU ARANAKUNI WAGAKOROMODEWO NURETEIKANISEMU |
| 訳 | 夜、妻が干してくれるだろうその妻がいない今、この濡れた着物の袖をどうしたらよかろう。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 波 婆 [類][古] |
| 用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、枕詞、羈旅、対馬、長崎、望郷 |

