万葉集 第15巻 3689番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第15巻 3689番歌

第15巻
歌番号3689番歌
作者作者不詳
題詞(到壹岐嶋雪連宅満忽遇鬼病死去之時作歌一首[并短歌])反歌二首
原文伊波多野尓 夜杼里須流伎美 伊敝妣等乃 伊豆良等和礼乎 等<波婆>伊可尓伊波牟
訓読岩田野に宿りする君家人のいづらと我れを問はばいかに言はむ
かないはたのに やどりするきみ いへびとの いづらとわれを とはばいかにいはむ
英語(ローマ字)IHATANONI YADORISURUKIMI IHEBITONO IDURATOWAREWO TOHABAIKANIIHAMU
岩田野(いはたの)に眠っておられる君、もしも家の人が、どこにいるの、と訊ねたらどう答えよう。
左注(右三首挽歌)
校異婆波 波婆 [代匠記初稿本]
用語遣新羅使、天平8年、年紀、挽歌、羈旅、壱岐、雪宅麻呂、地名、行路死人、長崎