第15巻3659番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3659番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3659番歌 |
作者 | 阿倍継麻呂次男 |
題詞 | 海邊望月作九首 |
原文 | 安伎可是波 比尓家尓布伎奴 和伎毛故波 伊都登<加>和礼乎 伊波比麻都良牟 |
訓読 | 秋風は日に異に吹きぬ我妹子はいつとか我れを斎ひ待つらむ |
かな | あきかぜは ひにけにふきぬ わぎもこは いつとかわれを いはひまつらむ |
英語(ローマ字) | AKIKAZEHA HINIKENIFUKINU WAGIMOKOHA ITSUTOKAWAREWO IHAHIMATSURAMU |
訳 | 秋風が日増しに強く吹くようになってきた。私の妻はいまごろ、私がいつ帰って来るだろうかと祈りながら待っていることだろう。 |
左注 | 大使之第二男 |
校異 | 可 加 [類][紀][細] |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、作者:阿倍継麻呂次男、羈旅、望郷、恋情、福岡 |