第20巻4416番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4416番歌
| 巻 | 第20巻 |
| 歌番号 | 4416番歌 |
| 作者 | 妻椋椅部刀自賣 |
| 題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌) |
| 原文 | 久佐麻久良 多比由苦世奈我 麻流祢世婆 伊波奈流和礼波 比毛等加受祢牟 |
| 訓読 | 草枕旅行く背なが丸寝せば家なる我れは紐解かず寝む |
| かな | くさまくら たびゆくせなが まるねせば いはなるわれは ひもとかずねむ |
| 英語(ローマ字) | KUSAMAKURA TABIYUKUSENAGA MARUNESEBA IHANARUWAREHA HIMOTOKAZUNEMU |
| 訳 | 旅行くあなたが着物をきたままごろ寝するのですもの。家にいる私だって紐を解かないでそのまま寝ましょう。 |
| 左注 | 右一首妻椋椅部刀自賣 ( / 二月廿<九>日武蔵國部領防人使掾正六位上安曇宿祢三國進歌數廿首 但拙劣歌者不取載之) |
| 校異 | – |
| 用語 | 天平勝宝7年2月29日、年紀、作者:妻椋椅部刀自賣、防人歌、枕詞、女歌、留守、恋情、埼玉、安曇三國 |

