第14巻3376番歌はこちらにまとめました。
第14巻 3376番歌
巻 | 第14巻 |
歌番号 | 3376番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | – |
原文 | 古非思家波 素弖毛布良武乎 牟射志野乃 宇家良我波奈乃 伊呂尓豆奈由米 |
訓読 | 恋しけば袖も振らむを武蔵野のうけらが花の色に出なゆめ |
かな | こひしけば そでもふらむを むざしのの うけらがはなの いろにづなゆめ |
英語(ローマ字) | KOHISHIKEBA SODEMOFURAMUWO MUZASHINONO UKERAGAHANANO IRONIDUNAYUME |
訳 | 恋しければ袖も振ります。武蔵野のオケラの花のように目立つようなそぶりは決してなさいませんように。 |
左注 | 或本歌曰 伊可尓思弖 古非波可伊毛尓 武蔵野乃 宇家良我波奈乃 伊呂尓R受安良牟 / (右九首武蔵國歌) |
校異 | – |
用語 | 東歌、相聞、埼玉県、東京都、地名、植物、うわさ、人目、恋情、女歌 |
第14巻 3376S1番歌(異伝歌1)
題詞 | 或本歌曰 |
原文 | 伊可尓思弖 古非波可伊毛尓 武蔵野乃 宇家良我波奈乃 伊呂尓R受安良牟 |
訓読 | いかにして恋ひばか妹に武蔵野のうけらが花の色に出ずあらむ |
かな | いかにして こひばかいもに むざしのの うけらがはなの いろにでずあらむ |
英語(ローマ字) | IKANISHITE KOHIBAKAIMONI MUZASHINONO UKERAGAHANANO IRONIDEZUARAMU |
訳 | どのように恋すれば、あの子のいうように武蔵野のオケラの花のように目立つようなそぶりを出さずにいられようか。 |
左注 | (右九首武蔵國歌) |
校異 | – |
用語 | 東歌、相聞、埼玉県、東京都、異伝、地名、植物、恋情、序詞 |