第12巻3148番歌はこちらにまとめました。
第12巻 3148番歌
| 巻 | 第12巻 |
| 歌番号 | 3148番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (羇旅發思) |
| 原文 | 玉釼 巻寝志妹乎 月毛不經 置而八将越 此山岫 |
| 訓読 | 玉釧まき寝し妹を月も経ず置きてや越えむこの山の崎 |
| かな | たまくしろ まきねしいもを つきもへず おきてやこえむ このやまのさき |
| 英語(ローマ字) | TAMAKUSHIRO MAKINESHIIMOWO TSUKIMOHEZU OKITEYAKOEMU KONOYAMANOSAKI |
| 訳 | 玉釧(たまくしろ)を腕に巻くように、新妻を抱いて寝て、ひと月も経たないのにその新妻を置いてこの山の崎を越えて行かねばならないのか。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 枕詞、羈旅、恋情、望郷、臨場表現 |

