第20巻4313番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4313番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4313番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (七夕歌八首) |
原文 | 安乎奈美尓 蘇弖佐閇奴礼弖 許具布祢乃 可之布流保刀尓 左欲布氣奈武可 |
訓読 | 青波に袖さへ濡れて漕ぐ舟のかし振るほとにさ夜更けなむか |
かな | あをなみに そでさへぬれて こぐふねの かしふるほとに さよふけなむか |
英語(ローマ字) | AWONAMINI SODESAHENURETE KOGUFUNENO KASHIFURUHOTONI SAYOFUKENAMUKA |
訳 | 青波に着物の袖さえ濡らしながら漕ぐ舟を、杭を振り下ろして水中に立て、つなぎとめている間に夜が更けてしまうだろうか。 |
左注 | 右大伴宿祢家持獨仰天海作之 |
校異 | – |
用語 | 天平勝宝6年7月7日、年紀、作者:大伴家持、七夕、独詠 |