第10巻2334番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2334番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 2334番歌 |
作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
題詞 | – |
原文 | <阿和>雪 千<重>零敷 戀為来 食永我 見偲 |
訓読 | 沫雪は千重に降りしけ恋ひしくの日長き我れは見つつ偲はむ |
かな | あわゆきは ちへにふりしけ こひしくの けながきわれは みつつしのはむ |
英語(ローマ字) | AWAYUKIHA CHIHENIFURISHIKE KOHISHIKUNO KENAGAKIWAREHA MITSUTSUSHINOHAMU |
訳 | 淡雪よ、幾重にも降りかかっておくれ。恋い焦がれるようになってからもう長くなる私なのです。お前が降りかかるのを見ながら心を安らげよう。 |
左注 | 右柿本朝臣人麻呂之歌集出 |
校異 | 沫 阿和 [元][類][紀][温] / 里 重 [元] / 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
用語 | 冬相聞、作者:柿本人麻呂歌集、略体、恋情 |