第6巻962番歌はこちらにまとめました。
第6巻 962番歌
巻 | 第6巻 |
歌番号 | 962番歌 |
作者 | 葛井広成 |
題詞 | 天平二年庚午勅遣<擢>駿馬使大伴道足宿祢時歌一首 |
原文 | 奥山之 磐尓蘿生 恐毛 問賜鴨 念不堪國 |
訓読 | 奥山の岩に苔生し畏くも問ひたまふかも思ひあへなくに |
かな | おくやまの いはにこけむし かしこくも とひたまふかも おもひあへなくに |
英語(ローマ字) | OKUYAMANO IHANIKOKEMUSHI KASHIKOKUMO TOHITAMAFUKAMO OMOHIAHENAKUNI |
訳 | 奥山の岩に苔むしたような私めに仰せになるのですか、気の利いた歌など思いあぐねるばかりです。 |
左注 | 右 勅使大伴道足宿祢饗于帥家 此日會集衆諸相誘驛使葛井連廣成言須作歌詞 登時廣成應聲即吟此歌 |
校異 | 推 擢 [元][古][細] / 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 / 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 / 此歌 [西] 此謌 [西(訂正)] 此歌 |
用語 | 雑歌、作者:葛井広成、大伴道足、太宰府、福岡、宴席、地名、序詞、天平2年、年紀 |