第3巻425番歌はこちらにまとめました。
第3巻 425番歌
| 巻 | 第3巻 |
| 歌番号 | 425番歌 |
| 作者 | 山前王 |
| 題詞 | ((同石田王卒之時山前王哀傷作歌一首)或本反歌二首) |
| 原文 | 河風 寒長谷乎 歎乍 公之阿流久尓 似人母逢耶 |
| 訓読 | 川風の寒き泊瀬を嘆きつつ君が歩くに似る人も逢へや |
| かな | かはかぜの さむきはつせを なげきつつ きみがあるくに にるひともあへや |
| 英語(ローマ字) | KAHAKAZENO SAMUKIHATSUSEWO NAGEKITSUTSU KIMIGAARUKUNI NIRUHITOMOAHEYA |
| 訳 | 寒風の中私は川辺を嘆きつつ歩き回っている。けれどもかっては共に歩いた、あなたが歩く姿に似た人にさえ出会わない。ああ。 |
| 左注 | 右二首者或云紀皇女薨後山前<王>代石田王作之也 |
| 校異 | <> 王 [西(右書)][古][矢] |
| 用語 | 挽歌、石田王、作者:山前王、異伝、難解、桜井、地名 |

