第1巻58番歌はこちらにまとめました。
第1巻 58番歌
巻 | 第1巻 |
歌番号 | 58番歌 |
作者 | 高市黒人 |
題詞 | (二年壬寅太上天皇幸于参河國時歌) |
原文 | 何所尓可 船泊為良武 安礼乃埼 榜多味行之 棚無小舟 |
訓読 | いづくにか船泊てすらむ安礼の崎漕ぎ廻み行きし棚無し小舟 |
かな | いづくにか ふなはてすらむ あれのさき こぎたみゆきし たななしをぶね |
英語(ローマ字) | IDUKUNIKA FUNAHATESURAMU ARENOSAKI KOGITAMIYUKISHI TANANASHIWOBUNE |
訳 | さっき安禮の崎(あれのさき)を漕ぎ回っていた小舟の姿が見えない。あの小舟は、今ごろどこで停泊しているのだろう。 |
左注 | 右一首高市連黒人 |
校異 | – |
用語 | 雑歌、大宝2年、年紀、作者:高市黒人、三河行幸、愛知、従駕、持統、羈旅、地名 |