第15巻3672番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3672番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3672番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (到筑前國志麻郡之韓亭舶泊經三日於時夜月之光皎々流照奄對此<華>旅情悽噎各陳心緒聊以裁歌六首) |
原文 | 比左可多能 月者弖利多里 伊刀麻奈久 安麻能伊射里波 等毛之安敝里見由 |
訓読 | ひさかたの月は照りたり暇なく海人の漁りは灯し合へり見ゆ |
かな | ひさかたの つきはてりたり いとまなく あまのいざりは ともしあへりみゆ |
英語(ローマ字) | HISAKATANO TSUKIHATERITARI ITOMANAKU AMANOIZARIHA TOMOSHIAHERIMIYU |
訳 | 月が皎々と照っている。漁師たちは漁に余念がなく、せわしなく燈火を灯し合っている。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、枕詞、羈旅、福岡、韓亭、叙景 |