第15巻3670番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3670番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3670番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (到筑前國志麻郡之韓亭舶泊經三日於時夜月之光皎々流照奄對此<華>旅情悽噎各陳心緒聊以裁歌六首) |
原文 | 可良等麻里 能<許>乃宇良奈美 多々奴日者 安礼杼母伊敝尓 古非奴日者奈之 |
訓読 | 韓亭能許の浦波立たぬ日はあれども家に恋ひぬ日はなし |
かな | からとまり のこのうらなみ たたぬひは あれどもいへに こひぬひはなし |
英語(ローマ字) | KARATOMARI NOKONOURANAMI TATANUHIHA AREDOMOIHENI KOHINUHIHANASHI |
訳 | 韓亭(からどまり)や能許(のこ)の浦に波が立たない日はあっても、故郷の家を恋わない日はない。 |
左注 | – |
校異 | 許 [西(上書訂正)][類][紀][細] |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、福岡、韓亭、地名、能許島、恋情、望郷、羈旅 |