第15巻3649番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3649番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3649番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (佐婆海中忽遭逆風漲浪漂流經宿而後幸得順風到著豊前國下毛郡分間浦 於是追怛艱難悽惆作八首) |
原文 | 可母自毛能 宇伎祢乎須礼婆 美奈能和多 可具呂伎可美尓 都由曽於伎尓家類 |
訓読 | 鴨じもの浮寝をすれば蜷の腸か黒き髪に露ぞ置きにける |
かな | かもじもの うきねをすれば みなのわた かぐろきかみに つゆぞおきにける |
英語(ローマ字) | KAMOJIMONO UKINEWOSUREBA MINANOWATA KAGUROKIKAMINI TSUYUZOOKINIKERU |
訳 | まるで鴨のように海上で浮き寝をしていると、私の黒髪に白露が降りかかる。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、羈旅、大分、中津市、漂泊、不安 |