第20巻4430番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4430番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4430番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌) |
原文 | 阿良之乎乃 伊乎佐太波佐美 牟可比多知 可奈流麻之都美 伊O弖登阿我久流 |
訓読 | 荒し男のいをさ手挟み向ひ立ちかなるましづみ出でてと我が来る |
かな | あらしをの いをさたはさみ むかひたち かなるましづみ いでてとあがくる |
英語(ローマ字) | ARASHIWONO IWOSATAHASAMI MUKAHITACHI KANARUMASHIDUMI IDETETOAGAKURU |
訳 | 勇ましい男が持つという小矢を手挟んで出発の用意をし、妻があきらめて静まるのを待って旅だってやってきた、私は。 |
左注 | (右八首昔<年>防人歌矣 主典刑部少録正七位上磐余伊美吉諸君抄寫 贈兵部少輔大伴宿祢家持) |
校異 | – |
用語 | 天平勝宝7年2月、年紀、防人歌、古歌、伝誦、磐余諸君、序詞、出発、羈旅 |