万葉集 第13巻 3257番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第13巻3257番歌はこちらにまとめました。

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第13巻 3257番歌

第13巻
歌番号3257番歌
作者作者不詳
題詞
原文直不来 自此巨勢道柄 石椅跡 名積序吾来 戀天窮見
訓読直に来ずこゆ巨勢道から岩せ踏みなづみぞ我が来し恋ひてすべなみ
かなただにこず こゆこせぢから いはせふみ なづみぞわがこし こひてすべなみ
英語(ローマ字)TADANIKOZU KOYUKOSEDIKARA IHASEFUMI NADUMIZOWAGAKOSHI KOHITESUBENAMI
真っ直ぐに来れず迷いながら巨勢道を通って、石を踏みしめながら苦労して来ました。あなたが恋しくて耐えられなくて。
左注或本以此歌一首為之紀伊國之 濱尓縁云 鰒珠 拾尓登謂而 徃之君 何時到来歌之反歌也 具見下也 <但>依古本亦<累>載茲 / 右三首
校異; 但 [元][天][古] / 累 [西(上書訂正)][元][天][古]
用語恋情、異伝
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第13巻 3257S1番歌(異伝歌1)

題詞或本以此歌一首為之
原文紀伊國之 濱尓縁云 鰒珠 拾尓登謂而 徃之君 何時到来
訓読紀の国の 浜に寄るとふ あわび玉 拾ひにと言ひて 行きし君 いつ来まさむ
かなきのくにの はまによるとふ あはびたま ひりひにといひて ゆきしきみ いつきまさむ
英語(ローマ字)KINOKUNINO HAMANIYORUTOFU AHABITAMA HIRIHINITOIHITE YUKISHIKIMI ITSUKIMASAMU
紀伊の国の浜辺に打ち寄せられるというアワビの真珠を拾いにいくと云って、往った君はいつ帰ってくるのでしょう。 
左注歌之反歌也 具見下也 <但>依古本亦<累>載茲 / 右三首
校異[西(朱書訂正)][元][天]
用語異伝
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