第12巻3163番歌はこちらにまとめました。
第12巻 3163番歌
| 巻 | 第12巻 |
| 歌番号 | 3163番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (羇旅發思) |
| 原文 | 吾妹兒尓 觸者無二 荒礒廻尓 吾衣手者 所<沾>可母 |
| 訓読 | 我妹子に触るとはなしに荒礒廻に我が衣手は濡れにけるかも |
| かな | わぎもこに ふるとはなしに ありそみに わがころもでは ぬれにけるかも |
| 英語(ローマ字) | WAGIMOKONI FURUTOHANASHINI ARISOMINI WAGAKOROMODEHA NURENIKERUKAMO |
| 訳 | いとしい子と共寝しているわけではないのに、荒礒の辺りを通ると着物の袖が濡れてしまう。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 沽 沾 [京] |
| 用語 | 羈旅、恋情、望郷 |

