第12巻3073番歌はこちらにまとめました。
第12巻 3073番歌
| 巻 | 第12巻 |
| 歌番号 | 3073番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄物陳思) |
| 原文 | 木綿裏 [一云 疊] 白月山之 佐奈葛 後毛必 将相等曽念 [或本歌曰 将絶跡妹乎 吾念莫久尓] |
| 訓読 | 木綿包み [一云 畳] 白月山のさな葛後もかならず逢はむとぞ思ふ [或本歌曰 絶えむと妹を我が思はなくに] |
| かな | ゆふづつみ[たたみ] しらつきやまの さなかづら のちもかならず あはむとぞおもふ [たえむといもを わがおもはなくに] |
| 英語(ローマ字) | YUFUDUTSUMI[TATAMI] SHIRATSUKIYAMANO SANAKADURA NOCHIMOKANARAZU AHAMUTOZOOMOFU [TAEMUTOIMOWO WAGAOMOHANAKUNI] |
| 訳 | 木綿包み(あるいは木綿畳)を白月山にささげ、さな葛のようにこのまま無事に生き延びて必ず逢いたい。後々も。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 枕詞、地名、植物、序詞、恋情 |

