第12巻2898番歌はこちらにまとめました。
第12巻 2898番歌
| 巻 | 第12巻 |
| 歌番号 | 2898番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (正述心緒) |
| 原文 | 獨居而 戀者辛苦 玉手次 不懸将忘 言量欲 |
| 訓読 | ひとり居て恋ふるは苦し玉たすき懸けず忘れむ事計りもが |
| かな | ひとりゐて こふるはくるし たまたすき かけずわすれむ ことはかりもが |
| 英語(ローマ字) | HITORIゐTE KOFURUHAKURUSHI TAMATASUKI KAKEZUWASUREMU KOTOHAKARIMOGA |
| 訳 | ひとりいて恋い焦がれるばかりでは苦しくてたまらない。心にかかるこの思いを忘れる何かよい方法でもあればよいが。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 枕詞、恋情 |

