第11巻2649番歌はこちらにまとめました。
第11巻 2649番歌
| 巻 | 第11巻 |
| 歌番号 | 2649番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄物陳思) |
| 原文 | 足日木之 山田守翁 置蚊火之 <下>粉枯耳 余戀居久 |
| 訓読 | あしひきの山田守る翁が置く鹿火の下焦れのみ我が恋ひ居らむ |
| かな | あしひきの やまたもるをぢが おくかひの したこがれのみ あがこひをらむ |
| 英語(ローマ字) | ASHIHIKINO YAMATAMORUWODIGA OKUKAHINO SHITAKOGARENOMI AGAKOHIWORAMU |
| 訳 | 山田を見張る番小屋の翁(をぢ)が置いている蚊遣火の下が焦げるように私は密かに恋焦がれるばかりです。 |
| 左注 | – |
| 校異 | <> 下 [西(訂正)][嘉][文][類][紀] |
| 用語 | 枕詞、序詞、恋愛 |

