第11巻2518番歌はこちらにまとめました。
第11巻 2518番歌
巻 | 第11巻 |
歌番号 | 2518番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (正述心緒) |
原文 | 吾妹子之 吾呼送跡 白細布乃 袂漬左右二 哭四所念 |
訓読 | 我妹子が我れを送ると白栲の袖漬つまでに泣きし思ほゆ |
かな | わぎもこが われをおくると しろたへの そでひつまでに なきしおもほゆ |
英語(ローマ字) | WAGIMOKOGA WAREWOOKURUTO SHIROTAHENO SODEHITSUMADENI NAKISHIOMOHOYU |
訳 | 彼女が私を見送ってくれた時、真っ白な着物の袖がぐしょぬれになるまで泣きじゃくったが、その姿が思い浮かんでならない。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 枕詞、送別、後朝、恋情 |