第11巻2480番歌はこちらにまとめました。
第11巻 2480番歌
巻 | 第11巻 |
歌番号 | 2480番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (寄物陳思) |
原文 | 路邊 壹師花 灼然 人皆知 我戀つ [或本歌<曰> 灼然 人知尓家里 継而之念者] |
訓読 | 道の辺のいちしの花のいちしろく人皆知りぬ我が恋妻は [或本歌曰 いちしろく人知りにけり継ぎてし思へば] |
かな | みちのへの いちしのはなの いちしろく ひとみなしりぬ あがこひづまは [いちしろく ひとしりにけり つぎてしおもへば] |
英語(ローマ字) | MICHINOHENO ICHISHINOHANANO ICHISHIROKU HITOMINASHIRINU AGAKOHIDUMAHA [ICHISHIROKU HITOSHIRINIKERI TSUGITESHIOMOHEBA] |
訳 | 道の辺に咲くいちしの花ではないが、はっきりと人が皆知る所となってしまった、我が恋の上の妻のことを。 |
左注 | (以前一百四十九首柿本朝臣人麻呂之歌集出) |
校異 | 歌 [西] 謌 / 云 曰 [嘉][類] |
用語 | 作者:柿本人麻呂歌集、略体、植物、序詞、うわさ、露見、異伝 |