第10巻2286番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2286番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2286番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄花) |
| 原文 | 吾屋戸尓 開秋芽子 散過而 實成及丹 於君不相鴨 |
| 訓読 | 我が宿に咲きし秋萩散り過ぎて実になるまでに君に逢はぬかも |
| かな | わがやどに さきしあきはぎ ちりすぎて みになるまでに きみにあはぬかも |
| 英語(ローマ字) | WAGAYADONI SAKISHIAKIHAGI CHIRISUGITE MININARUMADENI KIMINIAHANUKAMO |
| 訳 | 庭に咲いていた萩の花も散ってしまい、もう実になる頃になるというのに、あなた様にはお逢いできぬままですのね。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 秋相聞、植物、恋情 |

